天草文化交流館

国の登録有形文化財の洋館で 天草の歴史にふれる手作り体験

昭和初期に、天草教育会館としてつくられた洋風の建築物です。昭和初期の建築技術を駆使した西洋風のつくりで、大広間のセンターリングや黒板上の漆喰仕上げ、欄間の透かし彫りなどいたるところに当時の趣向を見ることができます。建築物としての価値を認められ、国の登録有形文化財になりました。その価値を生かし、次の世代に伝えるための活用法として、現在は天草に伝わる伝統工芸の体験や、技術継承を目的とした講座が行われています。「天草手まり」や「天草バラモン凧」、「陶芸」に加え、潜伏期のキリシタンが信心具として用いていたという説もある「天草土人形」などの手作り体験を楽しむことができます（要問い合わせ、要事前予約）。