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正覚寺(南蛮寺跡)

キリシタン布教最盛期の面影と復興 鈴木重成ゆかりの神社

南蛮寺とはキリスト教の布教最盛期の戦国時代から江戸時代初期にかけて建てられた南蛮風の教会堂の通称。最盛期の天草には3万人を超えるキリスト教信者と60以上の教会が存在したとされ、この地の教会堂もキリシタン布教の中心となりました。禁教期に破壊された教会堂の跡地に立つこのお寺は、「島原・天草一揆」後の人心平定と仏教帰依を目的として建てられたものです。敷地内には、本堂改築の際に発見されたカマボコ型のキリシタン墓石や、キリシタンが植え付けたとされる樹齢400年の南蛮樹(ナギの樹)のほか、南蛮寺当時使われていたという「南蛮花器」なども。キリシタン布教最盛期と、一揆後の天草の再生を物語る貴重な場所です。

正覚寺(南蛮寺跡)

  • 団体OK
  • キリシタン史
  • ご利益めぐり(巡礼)
住所
〒861-7311 天草市有明町上津浦3550
電話番号
0969-53-1111(天草市有明支所)

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※掲載情報は2019年1月31日配信時のものです。
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