延慶寺の兜梅
悲哀の物語を秘めた 樹齢500年超の兜梅
肥後赤井の城主木山弾正は、島津氏に攻められて落城し、天草種元の本戸城に客将として迎えられました。小西行長が加藤清正とともに志岐城へ攻め入ると、弾正は約500人の兵を連れて迎え撃ちます。仏木坂で清正と一騎打ちを挑んだ弾正は、あえなく討死。ところが、志岐城を落城した清正らが本戸城を包囲すると、討死したはずの弾正が鎧兜を身につけ、突進してきました。ひるむ清正に太刀が下ろされる瞬間、梅の枝にかかって兜が取れ、中から長い黒髪が。弾正の妻・お京でした。「憎き梅の枝かな。花は咲けども実はなるな」と言い残し絶命したお京。以来、結実しなくなり「兜梅」と呼ばれるこの梅は、見事な枝ぶりで「臥竜梅」とも称されます。
延慶寺の兜梅
- 団体OK
- 歴史好きにおすすめ
- 花の名所
- 住所
- 〒863-0018 熊本県天草市浜崎町12−7−1
- 電話番号
- 0969-22-3365
- 駐車場
- 8台、バス3台
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※掲載情報は2019年1月31日配信時のものです。
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