明徳寺
キリシタン根絶のために建てた禅寺 石段の十字や異人地蔵も
天領となった天草の初代代官となった鈴木重成が、禅僧である兄・鈴木正三とともに開いた曹洞宗の禅寺です。「東向寺」「國照寺」「円性寺」と並ぶ「天草四ヶ本寺」のひとつ。「島原・天草一揆」ですさんだ人々の心の平穏を取り戻すことと、キリスト教からの改宗を目的に建立されたといわれ、山門に掲げられた額には、“仏陀の正法をひろめ、耶蘇の邪宗を破る”という意味の文字が記されています。山門のそばに立つお地蔵さんは彫りが深く、“異人さん”のような表情をしていることから、「異人地蔵」とも呼ばれます。参道の石の階段には、十字の彫り物が施され、禁教期に行われていた「絵踏み」と同様の考えがあったともいわれています。
明徳寺
- 団体OK
- キリシタン史
- 歴史好きにおすすめ
- 住所
- 〒863-0002 天草市本渡町本戸馬場1148
- 電話番号
- 0969-23-1111(天草市商工観光課)
- 駐車場
- あり
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※掲載情報は2019年1月31日配信時のものです。
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