東向寺
徳川幕府の威光が光る寺 天草陶磁器と瀬戸焼をつなぐ逸話も
天草初代代官の鈴木重成が建立した「天草四ヶ本寺」のひとつです。徳川幕府の威光と寺の権威を示すため、本堂の奥には徳川家康と秀忠をはじめとする徳川家歴代当主の位牌が祀られており、本堂の豪華絢爛な天井絵も見ものです。さらに、瀬戸焼の磁祖とも呼ばれる加藤民吉が瀬戸焼を再生させるにあたり、当時この寺の住職であった天中和尚を頼って訪れたことでも有名。天中和尚が懇意の仲だった高浜焼の窯主 上田宜珍との縁をつなぎ、民吉が磁器の製法や染め付けの技術を学んで瀬戸にもたらしたことで、瀬戸焼復興のきっかけとなったといわれています。境内には、民吉翁が天中和尚を訪ねてきたときの様子を記した陶板の碑ものこされています。
東向寺
- キリシタン史
- 歴史好きにおすすめ
- 陶磁器
- 住所
- 〒863-0005 天草市本町新休27−1
- 電話番号
- 0969-22-3384
- 駐車場
- あり
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※掲載情報は2019年1月31日配信時のものです。
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