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高浜焼寿芳窯

高浜焼創業当時の フォトジェニックな登り窯

江戸時代中期、高浜村の庄屋だった上田伝五右衛門は、天草陶石の採石だけではなく、住民たちの生業になるものとして陶業に取り組むことを考えました。早速、肥前(現在の佐賀県)から陶工を招き、天草陶石を原料とした陶器づくりをスタート。ここはその開窯期につかわれていた窯跡です。茶碗や皿といった普段使いの器を焼いていたそうですが、1778年に長崎奉行所の命を受け、オランダ人向けの赤絵錦手の製造にも着手。長崎の出島に出店をし、「高浜焼」の名前が知られるようになりました。こちらの窯は1899年に閉鎖されましたが、草におおわれた登り窯は幻想的で、陶磁器マニアだけでなく、フォトスポットにもなりそうです。

高浜焼寿芳窯

  • 写真好きにおすすめ
住所
〒863-2804 熊本県天草市天草町高浜南598
電話番号
0969-42-1115(高浜焼 寿芳窯)

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※掲載情報は2019年1月31日配信時のものです。
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