西平椿公園とアコウ

約2万本のヤブツバキの群落地 天草のラピュタと称されるアコウの木も

天草下島の西平地区にある「西平椿公園」。東シナ海を望む約7haの公園は、約2万本のヤブツバキの群落地としても知られ、例年2月下旬から3月中旬頃に見頃を迎えます。椿林に覆われた遊歩道を海へ向かって歩けば、ほどなくして巨大な岩を抱きかかえるように根を張る巨大なアコウの木に出会います。「天草のラピュタ」とも噂され、パワースポットとしてひそかに話題を集めつつあります。沖合でクジラが口を開けたような形状を見せる岩礁は「大ヶ瀬（おおがせ）」。左に目をやると「小ヶ瀬（こがせ）」なども見ることができます。展望所から眺める夕景は、「日本の夕陽百選」にも指定されています。